2009年11月29日日曜日

手作りピザのレシピ

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昔は、ピザは出前や食べに行く物だと思っていました。しかし、作り方を憶えてみると、なんでこれまで高いお金を出して食べていたのだろう?と思ってしまうほど安く、そして簡単に作ることが出来ます。勿論、ピザ生地から作ります。

[ 手作りピザのピザ](20cmサイズを2枚)

< ピザ生地の材料 >
小麦粉 300g(強力粉 200g+薄力粉 100g)
※ 粉の比率はお好みで。強力粉を多くするとグルテンが多くできるのでしっかりとした噛み応えになります。
ドライイースト 小さじ1(3g)
砂糖 大さじ1/2杯
塩 小さじ1杯
オリーブオイル 大さじ1(なければサラダ油。油の量を多くすると、冷凍ピザのようなハードクラストタイプに近くなります。生地を麺棒で薄く延ばすローマ風のピザにする場合は多めにいれると良いでしょう。)
水(冬場はぬるま湯) 150cc

< ピザソースの材料 >
トマト缶 1/2個
オリーブオイル 大さじ2杯
塩 小さじ1杯半(チーズの塩分量を考えつつ、好みの濃さで。)
※ クレイジーソルトのようなハーブやニンニクなどの入ったものを使うとおいしさがアップします。塩単体の場合は、上記のオリーブオイルでニンニクの微塵切りを香りが出る程度まで炒めて加えると良いでしょう。

< ピザのトッピング>
このへんは完全にお好みで構いません。今回は肉類として冷蔵庫にあまっていたベーコンを使い、後はスライスしたタマネギを1/2個、マッシュルーム2個とシンプルにしました。チーズは市販のとろけるチーズと粉チーズを使用。

[ 手作りピザの作り方 ]

  1. まずはピザ生地を作ります。小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩を大きめのボールに入れ、ザックリとかき混ぜたら水を加えていきます。軽くかき混ぜ、水を粉が吸い尽くしたら、捏ね始めます。生地がしっとりするまで、十分に捏ねて下さい。
  2. 捏ねが終了したら発酵をさせます。
    室温が30℃以上の夏場はボールにラップをして、全体が2倍程度になるまで放置。冬場はボールにラップをした後に新聞紙などで包み、炬燵などの中に入れて下さい。
    また、低温発酵という発酵方法があります。捏ね終わった生地をビニール袋に入れて空気を抜き、上の方でしっかりと縛ります。次に生地を生地より少し大きめの器に入れ、そのまま冷蔵庫で8時間以上冷やします。ピザを食べる日の前日に仕込んでおくと良いでしょう。
  3. ピザソースを作ります。トマト缶を開け、1/2量をボールに入れます。トマトは手で構いませんのでつぶしておきます。そこにオリーブオイル、塩を加えて出来上がりです。
    ローマ風のピザの場合は短時間で焼き上がるので、トマト缶では無く、トマトピューレなど、少し煮詰めてあるものを使うと良いでしょう。勿論、市販のピザソースを使っても構いませんが、こちらの方が安く仕上がると思います。
  4. 発酵の終わった生地を等分し、丸く整形します。ラップをして、またしばらく置いて2次発酵させます(急ぎの場合は、この作業は無くても大丈夫です)。
  5. 生地を手で伸ばして行きます。縁の部分となる箇所を1cmほど残すように延ばします。縁の部分には手を付けないで下さい。
    ローマ風のピザの場合には麺棒で薄く延ばします。
  6. オーブンシートに生地を乗せます。次に生地にフォークなどで全体的に穴を開けていきます。生地の火の通りを良くするためです。
  7. ピザ生地にソースを塗り、具材をトッピングします。トッピングが終わったらチーズを満遍なくのせ、仕上げにオリーブオイルをかけます。
  8. オーブンの設定温度を240度にし、8分程度焼いて完成です。ローマ風のピザの場合には、もっと短い時間で焼き上がります。目視で焼き上がりを確認して下さい。
    ピザは出来るだけ高い温度に設定し、短時間で焼き上がるのがおいしく仕上げるこつです。私の場合はオーブンシートを使うので、これの耐熱温度が250度になりますので、それにあわせて240度にして焼いています。天板に乗せてそのまま焼く場合などは、もっと高温に出来ますが、焼いた後の処理が面倒なので悩みどころです。

2000円程度の出前ピザを頼む値段で6枚以上のピザが作れると思います。パンほど発酵作業も厳密でなくて構いませんし、生地を延ばしたり、トッピングしたりする作業は友達や子供と一緒にやると楽しい時間を過ごせると思います。是非、休日の食事やパーティーなどで作ってみて下さい。

2009年11月12日木曜日

あり合わせの材料で作る中華丼のレシピ

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子供の頃は大嫌いだった中華丼。家の食卓に出ることはなかったけれど、たまに給食で出されると嫌な気分になったものです。しかし、いつの間にかそんなに悪い物でも無いと思い始め、やがては自前で作るようになりました。 要は、炒めた野菜と肉や魚介にスープを入れて軽く煮込み、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけるという基本さえ守れば、体裁が保てる便利な料理です。

[中華丼の材料](3人前)

一応分量を書きますが、材料は好みの分量で構いません。冷蔵庫に余っている物をぶち込んで下さい。

白菜orキャベツ 一人分2~3枚x3
人参(中サイズ) 1/3本
タマネギ 1/2個
長ネギ 1/2本
もやし 1袋
ニンニク 1欠
豚肉(細切れか3枚肉) 100g
かまぼこ 1/2本
ウズラの卵 好みの数量
他に、イカやエビ、ホタテなどの魚介類を入れると良い出汁が出ます。キクラゲあたりも入れると食感が楽しくなります。

<中華スープの材料>
湯orぬるま湯 600cc程度(1人前150~200cc)
中華スープの素or鶏ガラスープの素(物によって塩味が異なるので、好みで加減)
オイスターソース 大さじ1杯
酒 大さじ2杯
砂糖 小さじ1杯
醤油 大さじ1~2杯(塩味ベースにしたい場合は、入れなくて構いません)
最終的に調整するので、スープの味は薄味にしておいて下さい。

[中華丼の作り方]

  1. 肉や野菜の下ごしらえをします。
    ウズラの卵は生の場合、水から鍋で茹でておきます。沸騰したら2、3分ほど弱火でそのまま茹で、後は火を消してそのまま置いておきます。
    白菜は芯と葉で切り分け、芯は拍子切りに、葉は大まかに切っておきます(炒めると縮むので大きめで構いません)
    キャベツの場合は芯の部分は削ぐか切り外して捨て、後は大まかに切っておきます。
    人参は皮を剥いて短冊切りに、タマネギは半分を縦に8頭分程度の櫛切りに、ネギは斜め切りにしておきます。ニンニクは横に1mm幅程度でスライスしておいて下さい。
    肉は食べやすい大きさに切ったら器に取り、塩少々と胡椒を振り、酒大さじ1/2杯とごま油を小さじ2杯程度を回し掛け、軽く混ぜ合わせておいて下さい。
  2. 熱したフライパンに大さじ2杯程度の油を入れ、スライスしたニンニクを入れて香りが出るまで炒めます。香りが立ってきたら豚肉と長ネギを入れ炒めます。豚肉の表面に焼き色が付いてきたら、人参、白菜の芯、タマネギの順に入れて更に炒めます。人参にも焼き目が付いたら白菜の葉(キャベツならここで投入)を入れて炒め続けます。全体の嵩が少し減ったらもやしを入れます(入れない場合はここでスープを投入)。軽く炒めて、全体に油が回ったらスープとウズラの卵(もちろん、殻は剥いておきます)を入れます。沸騰するまで強火にし、後は中火で2~3分煮込んで下さい。煮込みが終わったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。中華丼の場合はある程度濃度があったほうが飯に絡みやすいので、割と多めに入れて下さい。
    十分な好みの濃度になったら、味を見て下さい。足りないようなら少し味を足して下さい。味が決まったら、ごま油を大さじ1杯程度回し掛けて香りを出し、軽く混ぜ合わせたら完成です。
    お皿にもったご飯の上に、好みの量をかけてできあがりです。

白いご飯だけではなく、薄味にしたチャーハンにかければ餡掛けチャーハンになります。焼きそばの麺を多めの油で両面を焼き固め、それにかければ堅焼きそばです。

一皿で肉や野菜をたっぷりと取れます。油の量が多いと気になる人は、テフロン鍋で油を減らして作って下さい(その場合はごま油のみで調理すると良いでしょう)。
食べる際には、好みで酢や辛子、ウスターソースなどを加えて下さい。味が変わるので、最後までおいしくいただけます。

2009年9月14日月曜日

手打ちパスタとミートソース(ボロネーゼソース)のレシピ

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パスタは昼食などにあり合わせのものを使って良く作りますが、今回は緬からの手作りレシピになります。ミートソース(ボロネーゼソース)も、割と本格的にいきます。

[手打ちパスタとミートソース(ボロネーゼソース)の材料](3人前)

<手打ちパスタの材料>

強力粉 300g(1人前100g)
卵 3個(割った総量が150ccに満たない場合、水を足してください)
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ3杯

<ミートソース(ボロネーゼソース)の材料>

合挽肉 150g(牛肉のみでも良いですし、薄切りの牛肉を買ってきて、粗めの微塵切りにしても良いです。)
トマト缶 1缶
ニンニク 1欠(小さい物なら2~3欠)
タマネギ 1個(小さい物なら2個)
ニンジン 1/3本
セロリ 1/3本(茎の細い葉っぱの方で構いません。勿論、葉は使いません。)
マッシュルーム 1パック(缶詰では無く、生で)
干し椎茸 2枚(あれば、ポルチーニ茸がベスト。お高いですが)
赤ワイン 100cc(無ければ日本酒でも構いません)
コンソメキューブ 1個

[手打ちパスタとミートソース(ボロネーゼソース)の作り方]

<手打ちパスタ(タリアテッレ)の作り方>

  1. 強力粉、塩をボールに入れざっとかき混ぜたら、卵(そのまま入れた方が雰囲気は出ますが、割解いておいたほうが無難)、オリーブオイルを入れます。
  2. 材料が均等に混じるようにざっくりとかき回していきます。
  3. 水気が無くなってきたら捏ねて一塊にし、10分程度、更に捏ね続けます。
  4. 捏ね上がったらラップで包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせます(一晩以上寝かせても構いません)
  5. 休ませていた生地を取り出し、3等分(人数分)に切り分けます。切り分けた生地は、また丸くしておいてください。
  6. 緬打ち台にたっぷりと打ち粉をし、生地を乗せ、これにも打ち粉をします。
  7. 生地を麺棒で伸ばして、2~3mm程度の厚さにまで伸ばしたら、更に生地に多めに打ち粉をし、生地の左右を中央に畳み、3つ折りにし、更に麺棒で伸ばして行きます。
    ※ パスタマシンなどをお持ちの方は、この段階でパスタマシーンを使って伸ばしていってください。
  8. 畳んだ生地を2mm程度まで伸ばしたら、包丁で5mm間隔程度で切っていきます。
  9. 切り終わった緬は、粉を払い、しばらく乾燥させておきます。すぐに食べない場合には、バットや皿に乗せてラップをし、冷蔵庫で茹でるまで保存しておいてください(半日程度)。

<ミートソース(ボロネーゼソース)の作り方>

  1. 干し椎茸(もしくはポルチーニ茸)をぬるま湯で戻します。戻し汁は使いますので、捨てないでください。
  2. ニンニク、タマネギ、ニンジン、セロリ、マッシュルーム、干し椎茸(水気は絞っておきます)を微塵切りにします。肉が挽肉で無い場合には、ここで切っておきます。
  3. フライパンにオリーブオイルを多め(全体に油が広がる程度)に注ぎ、弱火でニンニクを炒めます。ニンニクの香りが出てきたら、タマネギ、ニンジン、セロリを入れ、タマネギが透明になるまで炒めます。タマネギが透明になったら残りの野菜(マッシュルームと干し椎茸)を入れ、10分以上炒めていきます。嵩が2/3から半分程度になるまで、あまり強くない火でじっくりと炒めてください。旨味と、甘みを引き出します。
  4. 野菜が炒まったら、取り出しておき、同じフライパンで肉を炒めます(油の量が少ないようなら足しておいてください)。焦げ目が付くまで、しっかりと炒めていきます。
    ※ ソースに濃度が欲しい人は、ここで大さじ2/3程度の小麦粉を振り入れて下さい。入れた場合には、しっかりと更に炒めて下さい。炒めたり無いと粉っぽくなります。また、野菜を多めに入れた場合には、入れなくても濃度が出ますので、この作業は不要です。
  5. 肉が炒まったら赤ワインを注ぎ、アルコール分が飛ぶまで煮詰めます。
    ※ 炒めた肉から油が大量にでた場合には、キッチンペーパーなどで吸いだし、少し捨てて下さい。あまり油があると仕上がりの味がしつこくなります。
  6. 煮込みようの鍋が有る場合、そちらに、先ほどの炒めた香味野菜と肉を入れます。なければ肉の入ったフライパンに先ほどの炒めた香味野菜を入れて下さい。
  7. トマト缶を開け、鍋に入れます(固まりの場合には手で潰しながら入れても構いませんし、そのまま入れてヘラなどで潰していっても構いません)。コンソメキューブもここで投入し、塩小さじ2杯、胡椒も小さじ1/2杯程度入れます。 干し椎茸の戻し汁もここで入れます(ペーパータオルなどで、濾しておいてください)
  8. トマトソースの上に油が浮かんでくる程度まで、じっくりと煮込んでいきます。水分量が少ないようなら、トマトジュースか水を加えて下さい。
  9. トマトソースの煮込みが終わったら、味を確認し、好みの味に調整してください。
  10. 鍋に湯を沸かし、パスタを茹でていきます。沸騰した湯に塩を一つまみ入れ、一人分のパスタを投入します。入れた直後の生パスタは鍋底に引っ付き易いので、かき混ぜるのを忘れないでください。ゆで時間は2分もあれば十分です。
  11. 麺を茹でる間に、ソースの準備をします。フライパンに一人分のソースを入れて火にかけ暖めておいてください。
  12. フライパンに軽く湯を切ったパスタを入れ、ゆで汁を大さじ3杯ほどフライパンに入れ、パスタとソースを和えていきます。入れたゆで汁とソースが乳化し、鍋を傾けても水が流れていかないようなら完成です。皿に盛り、お好みでパルメザンチーズや刻みパセリを散らせてください。

2009年9月11日金曜日

ワンタンのレシピ

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前回は餃子でしたが、今回はワンタンを作ってみました。基本は餃子とあまり変わらないので、餃子と一緒に多めに作り、冷凍保存しておくと良いかもしれません。袋入りインスタントラーメンを作る際に、沸騰したお湯に凍ったワンタンを投入し、再度湯が沸いたら緬を入れると丁度良い感じに仕上がると思います。

[ワンタンの材料](2~3人前)

<ワンタンの皮の材料>

薄力粉 50g
強力粉 50g
塩 少々
水 50cc

<ワンタンの具の材料>

豚挽肉 100g
エビ 4~5尾
長ネギ 1/2本
胡麻油 大さじ1杯
中華スープの元 大さじ1/2
醤油 大さじ1杯
酒 大さじ1杯
ショウガの絞り汁 小さじ1杯

<ワンタンのスープの材料>

中華スープ 600cc
酒 大さじ1杯
胡麻油 大さじ1杯
醤油 大さじ1杯
長ネギ 1/2本
調味料の分量はあくまで目安です。中華スープの塩味によっては、塩を足したり、醤油の量を増やしてください。また、今回は副菜的な献立としましたが、主菜としてガッツリ食べたい場合には、具材としてタケノコやほうれん草、ニンジン、干し椎茸などを加えて具だくさんにしても良いでしょう。

[ワンタンの作り方]

<ワンタンの皮の作り方>

  1. 材料をボールにあけ、菜箸でざっくりとかき回したら、手で生地がまとまるまで捏ねていきます。5分も捏ねれば良いでしょう。まとまった生地はラップをし、30分ほど冷蔵庫で休ませます。
  2. 緬打ち台(無ければ乾いたまな板でも良いです)に十分と打ち粉(薄力粉で良いです)をし、生地を麺棒で伸ばして行きます。ある程度まで薄く伸ばせたら3cm角程度の正方形で生地をカットしてください。カットした生地には十分な打ち粉をし、2枚重ねて更に伸ばしてください。5cm角ぐらいになったら十分です。
    ※打ち粉が足りないと生地が張り付いて離れにくくなりますので注意を。

<ワンタンの具の作り方>

  1. エビの殻を剥き、背わたを取ったら包丁で叩き、ミンチにします。粗めのミンチで構いません。
  2. 豚挽肉と調味料をボールにあけ、白っぽくなるまで十分に練ります。練り上がったら長ネギのみじん切りとエビのミンチを加えざっくりと混ぜます。

<ワンタンの作り方>

  1. 鍋に中華スープを入れ、沸いたら調味料を入れ味を見ます。好みの味に調整してください。
  2. ワンタンを茹でるために、大きめの鍋に湯を沸かしておきます。
  3. ワンタンの皮にワンタンの具を包みます。皮の中心に小さじ2杯程度の具を乗せ、包んでください。包み方は半分に折りたたんでも良いですし、対角線で折り返す三角形でも、茶巾絞り状でも良いでしょう。
  4. 沸騰した湯にワンタンを入れていきます。あまり入れすぎると湯の温度が下がり過ぎるので、一人分づつ茹でると良いでしょう。投入した直後にワンタンが鍋底に引っ付かないようにかき混ぜてください。ワンタンが浮かんできたら3分ほど待って、引き上げてください。
  5. カップやどんぶりにスープをはり、ワンタンをいれてください。刻みネギを散らしたら完成です。

2009年9月6日日曜日

焼き餃子のレシピ

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餃子は良く作る料理の一つで、月に1回は作っているのではないだろうか。水餃子や揚げ餃子も作りますが、今回は日本では馴染み深い焼き餃子のレシピを一つ。目指す味はあまり高級感のないラーメン屋の餃子。勿論、皮から作ります。

[餃子の材料](4~5人前)

<餃子の皮>
強力粉 300g
塩 小さじ1杯
水 150cc
あれば、ラードを大さじ1杯程度

<餃子の餡>
豚肉 200g
挽肉でも構いませんが、バラ肉を自分で挽いた方が脂身と肉のバランスが良く、ジューシーな仕上がりになります。また、最近の挽肉は脂身が少ない事も多いので、その場合はラードを加えて油を補ってください。油分が少ないと、保水力が落ちるため、ベチョッとした仕上がりになります。
白菜orキャベツ 1/3~1/2玉
ニラ 1把 または ニンニク 2~3欠け
長ネギ 1/2~1本
※ 野菜の総量が肉の2~3倍量になるようにしてください。

[餃子の餡用調味液]
醤油 大さじ1杯
酒(あれば紹興酒) 大さじ1杯
ショウガの絞り汁 小さじ2杯
オイスターソース 大さじ1杯
中華スープ 100cc
好みで砂糖 小さじ1/2~1杯
味見をして、ちょっと濃いめのスープになっていればOK。

[餃子の作り方]

<餃子の皮の作り方>

  1. ボールに小麦粉と塩を合わせ、軽く混ぜ合わせます。
  2. 水を一気に加え、菜箸でざっくりとかき混ぜます。ラードがあれば、この際に加えておきます。
  3. 水が大体小麦粉に吸収されたら、手で捏ね始めます。一塊になるまで5分以上捏ねてください。腰のある生地がお好みの方はグルテンが生成されるまで10分以上捏ねて下さい。
  4. 捏ね上がったらラップをし、1時間程度冷蔵庫で生地を休ませてください。
  5. 休ませた生地を冷蔵庫から取り出し、打ち粉をした緬打ち台などで直径2.5cm程度の棒状に伸ばしていきます。
    ※ 打ち粉は小麦粉でもかまいませんが、私は片栗粉を推奨します。小麦粉の場合、皮を重ねておくと引っ付いたりしてしまうことがありますが、片栗粉ではこれがありません。その代わり、餡を包む際には十分に粉を払って下さい。今度は生地が貼り合わせにくくなり、餡が包み難くなります。
  6. 棒状に伸ばした生地を、今度は2cm程度の長さで切って下さい。切った生地には打ち粉をしておきます。
  7. 切った生地を手の平で押しつぶし、次いで麺棒で伸ばします。成形時にある程度の修正は効きますので真円ではなくても大丈夫ですが、縦横の長さはある程度そろえておいて下さい。ある程度の大きさまで引き伸ばしたら、更に打ち粉をし、もう1枚同程度の大きさに伸ばした生地と重ね合わせ、麺棒で伸ばします。こうすると更に生地が薄く伸ばせます。手作りの生地は市販の生地より水を吸って厚くなるので、ある程度薄めに作っておいた方が仕上がりが良くなります。

<餃子の餡の作り方>

  1. キャベツを使う場合は、1枚ずつ剥がしてから、軽く茹でるか、蒸すなどし、しんなりとさせます。
    白菜を使う場合には粗めに切った物をボールに移し、塩小さじ2杯程度を加えて軽く揉み、10分程度置いて水出しをします。
    ※ 白菜の方が処理が簡単、かつ、味も良いので私は白菜の方をお勧めします。
  2. キャベツor白菜を軽く絞ってからフードプロセッサーなどで微塵切りにします。出来るだけ細かくした方が、食感がラーメン屋の味に近づきます。
  3. 微塵切りした野菜を布巾に包み、堅く絞り十分に水を切ります。
  4. 挽肉をボールに入れ、軽く塩胡椒をしたら白っぽくなるまで十分にねります。肉に油が少ない場合にはラードを加えて下さい。油がないと白っぽくなりません。また、この練りが足りないと保水力が少ないのでベチョッとした餡になります。
  5. 練った肉に絞った白菜orキャベツ、調味液、細かく切ったニラorニンニクをすったもの、長ネギの微塵切りを加え、ざっくりとかき混ぜます。全体的に混ざったらラップをし、冷蔵庫で少し休ませておきます。

<餃子の焼き方>

  1. まず、お湯を沸かしておきます。
  2. 湯が沸いたらフライパンを火にかけ、軽く油を差し、餃子を並べていきます。
  3. 餃子を並べ終わったらフライパンに湯を餃子が1/2から2/3ほど浸るまで注いで下さい。注ぎ終わったらフライパンに蓋をし、強火で3分ほど蒸します。
  4. 蓋を開け、湯がかなり残っているようなら蓋をして湯を軽く流し捨てます。殆ど残っていなければ、そのまま湯が蒸発するまで火にかけておきます。
  5. 湯の大半が蒸発したらごま油を大さじ1杯ほどを回しかけます。餃子の底面に良い感じで焼き色が付けば完成です。

テフロンのフライパンの場合は問題無いのですが、鉄のフライパンの場合は餃子が鍋底に引っ付き易いので、一度別の鍋などで茹でてから、フライパンで焼くと焦げ付きません。勿論、そのまま水餃子として食べても美味しくいただけます。また、水餃子の場合には今回のレシピより肉の分量を多くしたり、エビのミンチを入れた方が合うと思います。

2009年7月5日日曜日

チキンとトマトのカレーとナンのレシピ

チキンとトマトのカレーとナン

英国経由の日式カレーも大好きなのですが、本場インドのカレーもかなり好きです。普段これを作る際はインドのスパイスメーカーMDHのチキンカレーマサラを使っているのですが、今回はストックが無かったので、近所で買えるものや家にあるもので作ってみました。

[チキンとトマトのカレーとナンの材料](3~4人前)

<スパイス>
ガラムマサラ 大さじ2杯(これをスパイスのベースにし、足りないものを独自に加えていきます)
※ インドのミックススパイスでシナモン、グローブ、ナツメグ、クミン、カルダモン、胡椒、唐辛子などが入っています。S&Bの小瓶入りのものが近所の100円ショップで購入出来ました。
クミン 小さじ2杯
コリアンダー 小さじ1杯
ターメリック(ウコン) 小さじ2杯
チリパウダー 小さじ2杯(ガラムマサラも辛いのですが、S&Bの商品は胡椒の辛みの方が強いので、これが辛さの中心になります。辛いものが好みの人は多めに入れてください)
ナツメグ 小さじ1/2杯
カルダモン 小さじ1/2杯
黒胡椒 小さじ1杯
シナモン 小さじ1/2杯
※ ガラムマサラとチリパウダーは必須のスパイスですが、他は入手出来る範囲でそろえてください。クミン、コリアンダーは入れるとザ・インドカレーな風味が出ますので、お勧めです。

手羽先肉 10本以上(鶏胸肉なら1枚程度)
ヨーグルト 1カップ(200cc程度)
トマト缶 1缶
タマネギ 1個(小振りの物なら2個)
ニンニク 摺り下ろして大さじ1杯程度
ショウガ 摺り下ろして大さじ1杯程度

<ナンの材料>
強力粉 300g
ドライイースト 6g
塩 小さじ半分
砂糖 小さじ2杯
ヨーグルト 大さじ2~3杯
水 150cc(ヨーグルトを多めに入れる場合は減らしてください)

[チキンとトマトのカレーとナンの作り方]

<ナンの作り方>
  1. 材料をボールにあけ、菜箸などでざっくりと混ぜ合わせす。
  2. 基本パンやピザ生地を作る要領と同じです。生地が手に付きにくくなるまで10分ほど体重をかけるように練り上げます。(生地はパン生地などよりやや柔らかめになります)
  3. 練り上がった生地は、ボールに入れて乾燥しないようにラップなどで蓋を死し、倍程度に膨らむまで暖かいところにおいておきます
    (ホームへーカリーをお持ちの方は、ここまでを機械に任せても構いません)
  4. 生地を5~6分割し、麺棒などで薄く伸ばしてください。2mm程度になったら生地を摘みながら引き伸ばすといかにもナンといった形に仕上がります。
  5. 十分に熱したフライパンで生地を焼き上げます(油は引かなくても大丈夫ですは、引く場合にはパンケーキを焼く際のように薄く引いてください)。入れたらすぐに蓋をして、1~2分ほどで裏返し、反対側も焼きます。
    ※ フライパンの温度が低いと生地が膨らみませんので、気をつけてください。
<チキンとトマトのカレーの作り方>
  1. タマネギを微塵切りにし、ショウガとニンニクは摺り下ろしておきます。
  2. 鶏肉をヨーグルトに漬けておきます(腿や胸肉の場合は、適当な大きさに切り分けておきます)。
    ※ 風味付けとして、ヨーグルトにカレー粉などを混ぜておくのも良いでしょう。
  3. スパイスの内、パウダー状になっていない物があれば、乳鉢やミルなどで細かくしてください。
  4. 中程度の大きさの鍋(直径20cm程度)にたっぷり油(150ccぐらい)を注いで火にかけ、タマネギ、ニンニク、ショウガを入れて炒めていきます。タマネギがきつね色に色づくまで10分以上は炒めてください。
  5. タマネギが炒まったら、トマトとスパイスを入れて水気が無くなり、油が浮いてくるようになるまで更にじっくりと炒めていきます。
  6. 鶏肉とヨーグルトを入れ、鶏肉に火が通れば完成です。ヨーグルトが苦手な方は入れなくてもかまいませんが、スパイスの角が取れ、辛みも和らぎ、独特の風味も出るので入れる方をお勧めします。

2009年7月3日金曜日

麻婆茄子のレシピ

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[麻婆茄子の材料](2~3人前)

豚挽肉 200g
茄子 4~6本
長ネギ 1/2本
ショウガ 微塵切りで大さじ1杯程度
ニンニク 1~2個
万能ネギ(無くてもOK) 少々
豆板醤 大さじ1杯以上
ごま油

(合わせ調味料)
味噌(赤だしなどの豆味噌) 大さじ2杯
砂糖 大さじ1.5~2杯
醤油 大さじ半分
オイスターソース(無くてもOK) 小さじ2杯
中華スープ 200cc

[麻婆茄子の作り方]

  1. 茄子を縦半分に切り、更に櫛形に切ります(茄子の大きさによって3~4等分程度。縦に長い茄子の場合には上下に切り分けて下さい)
  2. ショウガ、ニンニク、長ネギを微塵切りにします。
  3. 合わせ調味料を混ぜ合わせ、味をみます。味噌や中華スープによって塩味が異なるので、ここで好みの味に調整してください。煮詰める事を考え、好みより心持ち薄めの味付けにすると良いでしょう。
  4. 中華鍋にたっぷりと油(ごま油では無く、サラダ油など)を注ぎ、茄子を油通しします。茄子の端のあたりがきつね色に色づいたら引き上げ、油を落としておきます。
    ※ カロリーが気になる人は蒸すか、レンジで軽くチンしてから大さじ1杯以上の油で軽く炒め、表面に焼き色を付けてください。
  5. 鍋に大さじ2杯程度の油(先ほどの揚げ油で良いです)を入れて弱火にかけ、豆板醤、ショウガ、ニンニクの微塵切りを香りが立つまで炒めていきます。
  6. 香りが立ってきたら挽肉を入れて炒めます。炒め油が透き通ってくるまで、しっかりと炒めてください(油が濁っているうちは、まだ肉に火が通っていません)。
    ※ 挽肉からも油が出てきますので、カロリーが気になる人は、ここで油を捨ててください。
  7. 肉に火が通ったらネギのみじん切りと合わせ調味料を入れ煮立たせます。煮立ったら揚げた茄子を入れ、3分程度煮込んでください。ここで味を見て、調整してください。
  8. 調整が終わったら、水溶き片栗粉で汁にとろみをつけます。最後にごま油を回しかけ、皿に盛りつけます。あれば万能ネギを上に散らしてください。

[麻婆茄子の付け合わせ]

これと真っ白いご飯があれば何も要らないような気もしますが、キュウリとワカメの三杯酢和えなどを添えるとさっぱりして良いでしょう。

鶏肉団子と春雨の中華風スープのレシピ

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[鶏肉団子と春雨の中華風スープの材料](3~4人前)

鶏の挽肉 100g
豆腐(出来れば木綿) 半丁
干し椎茸 3~4枚
ニンジン 1/3~1/2(好みで)
春雨 お好み量
タケノコの水煮 お好み量
中華スープの素

(以下は無くても構いません)
くわいの缶詰 1/3
干しエビ 大さじ1杯
ウズラの卵(水煮)
キクラゲ

[鶏肉団子と春雨の中華風スープの作り方]

  1. まずは時間のかかる下ごしらえ。
    干し椎茸を水で戻します。急いでいるときはぬるま湯に砂糖を溶かし、そこに入れてください。
    キクラゲも水かぬるま湯に漬けておきます(戻し汁は使いません)
    干しエビを鍋に入れ、水を500ccほど注いでおきます。
    豆腐半丁に重しを乗せ、水を切っておきます。
    (後は1~2時間放置しておきます)
  2. 干しエビの入った鍋を火にかけます。干し椎茸の戻し汁は濾して細かいゴミを除き、鍋に加え、酒大さじ2杯、塩小さじ1杯程度も入れます。干しエビが無かった場合には、ここで中華スープの素を加えておきます。スープの素は物によって塩分濃度に差がありますので、ここでは全体的に控えめの味付けにしておいてください。
  3. 戻した干し椎茸は軸を取って2~3mm幅に、ニンジン、タケノコは短冊に切ります。キクラゲは大きいものなら2~3mm幅の細切りに、小振りなら半分程度に切ります。クワイは1つを2~3個に切り分けておきます。
  4. 鶏の挽肉をボールに入れ、酒大さじ半分、片栗粉大さじ1杯、塩小さじ1/2を加えて良く捏ねます。肉の粒が消えるまで捏ねたら水を切った豆腐を加えて良く混ぜ込みます。全体的に豆腐と肉が混ざったら先ほど切っておいたクワイを加え、軽く混ぜます。
  5. 春雨をぬるま湯に漬け、軽く戻しておきます(後ほどスープに入れるので、柔らかくなれば大丈夫です)
  6. 2の鍋が沸いたら、3で切った野菜とウズラの卵、キクラゲを加え、次に4を団子状にして入れます。団子は手を軽く水か油で濡らしながら作るか、大きめのスプーン2本を使って作ってください(1本で肉を掬い、もう1本で成形します。動画でもないとわかににくいかな…)
  7. 灰汁が出てきたら掬い取ります。灰汁が出なくなったら、戻した春雨を食べやすいように切り、汁に加えてください。
  8. 素材に火が通ったら味を見て、足りないようなら塩や中華スープを加えてください。最後に、あればで良いですがごま油を軽く回しかけると美味しくなります。辛みが欲しい場合には、ラー油を入れても美味しいでしょう。

この料理は具だくさんに作れば主菜になりますので、シンプルな卵とネギだけの炒飯あたりと組み合わせると良いでしょう。

2009年6月19日金曜日

茄子とベーコンのパスタ(トマトソース)のレシピ

茄子とベーコンのパスタ(トマトソース)

[茄子とベーコンのパスタ(トマトソース)の材料](2~3人前)

茄子 2本
ベーコン 2~3枚
トマト缶
ニンニク 一欠け
唐辛子 1~2本
スパゲッティ(1.2mm~1.6mm程度)

[茄子とベーコンのパスタ(トマトソース)の作り方]

  1. 油(オリーブオイルがベター)を大さじ2杯ほど入れたフライパンを弱火にかけ、微塵切りにしたニンニクと種を取った唐辛子(辛いのが好きな方は細かく刻み、苦手な方は刻まずに入れ、適当なところで取り出して下さい)を入れて香りが立つまで炒めます。
  2. 1にトマト缶を入れ、軽く塩胡椒します。後は、トマトと油が分離するまでじっくりと煮詰めていきます。
    ※ トマトを煮詰めている間に、パスタを茹でるための湯を沸かしておきましょう。
  3. 他の材料の下ごしらえを行います。茄子を1cm各程度のサイコロ状に(アバウトで良いです)、ベーコンは好みの幅に切っていきます(私は2mm幅)。
  4. トマトソースが出来上がったら、パスタを茹で始めます。
  5. フライパンに大さじ1杯程度の油を入れ、3で切った材料を入れて炒めます。(茄子が油を吸いますが、油は足さないでください。ベーコンから油も出ますし、あまり足すとソースがしつこく、重たい味になります。)
    茄子に焼き色が付いたら、トマトソースを加えます(濃度が濃すぎるようならパスタのゆで汁を加えてのばしてください)。ここで味を見ます。塩加減が足りないようなら加えてください。ソースなので、ある程度しっかりと味を付けます。
  6. パスタが茹で上がりましたら軽く湯を切り、5のソースの入ったフライパンに入れ、ソースが乳化するまで熱を加えながら良く和えます。
  7. 後は皿に盛りつけて完成です。トマトソースは多めに作り、余った物は冷凍しておくと、使い道は色々あるので便利です。

[茄子とベーコンのパスタ(トマトソース)の付け合わせ]

付け合わせには水菜とキャベツの千切りのサラダに、ゆで卵を添えてみました。

2009年5月30日土曜日

鶏肉竜田揚げのレシピ

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[ 鶏肉竜田揚げの材料 ](3~4人前)

鶏もも肉 2枚
漬けタレ 醤油、日本酒、味醂、一味唐辛子
片栗粉

[ 鶏肉竜田揚げの作り方 ]

  1. 鶏肉を食べやすい大きさにカットし、水をはったボールに1分程度漬ける。
    ※ 水に漬けてから付け汁に漬けると、浸透圧の関係でタレの味が早く染み込みます。ただし、水に長時間漬けると旨味まで抜けていきますので、短時間で済ませます。
  2. 醤油、日本酒、味醂を合わせ、肉の漬けタレを作る。分量の目安は3:1:1程度。自分好みの味を作ってください。少し味に刺激が欲しい人は、ここで一味を入れてください。
  3. ボールから上げた肉は良く水気を切ってから漬けタレに漬け込みます。時間があれば数時間。短くても30分程度は漬けてください。
  4. 小さめのレジ袋などのようなビニール製の袋に汁気を切った肉と片栗粉を入れ、軽く揉みます。肉の全体を片栗粉が覆うようにしてください。
  5. 揚げ鍋に油を入れ、170度程度に熱したら衣つけた肉を投入します。揚げ時間はカットした肉の大きさによりますが、肉の周りの泡が少なくなってくるのが目安です。5分程度で様子を見てください。揚げすぎると堅くなりますので、余熱でも火が通ることを考慮に入れて上げていきます。揚げ上がりを1個切ってみて、火の通りを見てみると良いでしょう。
  6. 更に盛りつけ、櫛形に切ったレモンなどを添えて完成です。

[ 鳥肉竜田揚げの付け合わせ ]

今回は唐揚げと同じ皿にジャガイモのフレンチフライと櫛形に切ったトマト。緑の物に隠元豆のごま和え、カボチャの煮付け。さっぱりとしたものも欲しいので、キュウリとワカメ、ジャコの三杯酢和えを添えてみました。

[ 備考 ]

唐揚げは少し多めに作り、熱いうちに甘酢タレ(醤油、酒、砂糖、酢、唐辛子の輪切り、長ネギとショウガとニンニクの微塵切り)に漬け、鶏肉の南蛮漬けするのも良いでしょう。2,3日は冷蔵庫で保ちますし、良いお酒のアテになります。

2009年5月27日水曜日

和風ハンバーグのレシピ


[ 和風ハンバーグの材料 ](2~3人前)


木綿豆腐 一丁
豚挽肉 200g
鶏挽肉 200g
長ネギ 1/2本
タマネギ 1/2個
卵 1個
大根 1/2本
ショウガの絞り汁 大さじ1杯
ポン酢 お好み量
塩、胡椒
日本酒 大さじ1杯

[ 和風ハンバーグの作り方 ]


  1. 豆腐をクッキングシートでくるみ、少し傾けたまな板にの上にのせる。潰れてもかまわないが、全体的に加重がかかるように重しを乗せて水気を切る。
  2. タマネギ、長ネギを共にみじん切りにし、大さじ2杯程度の油を入れ弱火にかけたフライパンでじっくりと炒める。茶褐色に色づき、食欲をそそる香りが出てくるのが目安。炒め終わったら、粗熱が取れるまでしばらく置いておく。

    ※ ハンバーグ自体は淡泊な味付けになるので、これが旨味の元になる。
  3. ボールに挽肉を入れ、卵、ショウガの絞り汁を大さじ1/3、塩小さじ1杯、軽く胡椒を
    ふり、練り込むようによく混ぜる。全体的に白っぽくなってきたら水気を切った豆腐と炒めたネギを加え、豆腐の固まりが細かくなるまで混ぜる。

    ※ 肉を良く混ぜることで保水性があがり、焼き上がった際、パサパサになりにくくなる
  4. 人数分に大まかに肉を分けたら、小判型に成形し、しっかりと中の空気を抜いておく。

    ※ 成形の際は、手のひらに水か油を付けるとやりやすいと思います。
  5. フライパンに油をしき、強めの中火でハンバーグの片面を焼く。良い感じに色づいてきたらひっくり返し、日本酒を全体に回しかける。火を弱火にしてから蓋をし、蒸し焼きにする。
  6. 大根の皮をむき、おろし金などで下ろす。水気を切り、残ったショウガ汁とポン酢を加え、好みの味付けにする。唐辛子などを入れても良し。
  7. フライパンから食欲をそそる良い香りが立ち上ってきたら蓋を開けて様子を見る。箸先で軽く押し、しっかりと弾力が付いていれば焼き上がり。
  8. 皿にハンバーグを盛りつけ、おろしポン酢を添えて完成。

[ 和風ハンバーグの付け合わせ ]

今回は堅めに茹でたほうれん草とシメジを炒め合わせ、醤油と和風だしで軽く味付けたものと、大振りに乱切りしたニンジンを出汁と醤油、酒、みりん、砂糖で炊いたものを添えてみました。

[ 備考 ]

おろしポン酢でさっぱりとした味に仕上げましたが、炒めたキノコ類に出汁、醤油、酒、味醂で甘辛くしたものに片栗粉でとろ味をつけたものをかけても美味しいかと思います。出汁、味醂、醤油で作った汁に大根おろしを入れたみぞれ餡なども良いでしょう。