2010年7月1日木曜日

レバカツ

KIF_5582

ビタミンA、ビタミンB、鉄分、葉酸の宝庫であるレバーは、栄養の宝庫ですが、独特の癖から食べられない人も多いと思います。このレシピはレバー料理としては癖が少ないので、苦手と感じる人でも食べやすい料理だと思います。

[レバカツの材料(2~3人前)]

レバー(豚か牛) 300g
小麦粉
パン粉(目の細かいもののほうが合います)
ウスターソース

[レバカツの作り方]

  1. レバーが塊の場合は厚さ5~8mm程度にスライスします。幅広く切りたい場合は包丁を斜めに入れて削ぎ切りにします。切り終わったレバーは軽く水洗いして、血を流し落とします。 牛乳に漬けても構いませんが、この料理は癖が少ないのでそこまでしなくても大丈夫です。どうにもレバーが苦手な方は切ったレバーを一度冷凍して凍らせます。これを解凍する段階で生臭さの元凶である血が綺麗に抜けます。
  2. レバーの水気をキッチンペーパーなどで綺麗に拭き取り、軽く塩胡椒をします。
    お好みですが、この段階でレバーの長辺に串や爪楊枝を刺しておくと揚げても丸まらず、食べやすくもなります。
  3. レバーの全面に小麦粉を付け、余計な粉は軽くはたいて落とします。小麦粉をつけた後に少し置いておくと、付けた小麦粉がレバーの水分を吸ってしっとりとしてきますので、この段階でパン粉を付けます。
  4. パン粉を付け終わったら油で揚げていきます。パン粉を落とすと沈まずに、すぐに浮かび上がる程度の高めにします(180度程度)。
    全体的にふっくらとし、箸でつつくと弾力を感じるようになったら上げ上がりです。
    レバーが苦手な方は少し長めに上げると良いでしょう。薄切りなのでパサつきはあまり感じず、かみ応えのある食感になります。
  5. 上げ上がった物はウスターソースにくぐらせます。漬ける必要はありません、全体にソースが回ったら引き上げて下さい。

これで完成となります。味は付いていますので、お好みで芥子や七味などを付けてから食して下さい。ソースの香辛料が効いているからか、レバーの臭みはほとんど感じません。