2009年7月5日日曜日

チキンとトマトのカレーとナンのレシピ

チキンとトマトのカレーとナン

英国経由の日式カレーも大好きなのですが、本場インドのカレーもかなり好きです。普段これを作る際はインドのスパイスメーカーMDHのチキンカレーマサラを使っているのですが、今回はストックが無かったので、近所で買えるものや家にあるもので作ってみました。

[チキンとトマトのカレーとナンの材料](3~4人前)

<スパイス>
ガラムマサラ 大さじ2杯(これをスパイスのベースにし、足りないものを独自に加えていきます)
※ インドのミックススパイスでシナモン、グローブ、ナツメグ、クミン、カルダモン、胡椒、唐辛子などが入っています。S&Bの小瓶入りのものが近所の100円ショップで購入出来ました。
クミン 小さじ2杯
コリアンダー 小さじ1杯
ターメリック(ウコン) 小さじ2杯
チリパウダー 小さじ2杯(ガラムマサラも辛いのですが、S&Bの商品は胡椒の辛みの方が強いので、これが辛さの中心になります。辛いものが好みの人は多めに入れてください)
ナツメグ 小さじ1/2杯
カルダモン 小さじ1/2杯
黒胡椒 小さじ1杯
シナモン 小さじ1/2杯
※ ガラムマサラとチリパウダーは必須のスパイスですが、他は入手出来る範囲でそろえてください。クミン、コリアンダーは入れるとザ・インドカレーな風味が出ますので、お勧めです。

手羽先肉 10本以上(鶏胸肉なら1枚程度)
ヨーグルト 1カップ(200cc程度)
トマト缶 1缶
タマネギ 1個(小振りの物なら2個)
ニンニク 摺り下ろして大さじ1杯程度
ショウガ 摺り下ろして大さじ1杯程度

<ナンの材料>
強力粉 300g
ドライイースト 6g
塩 小さじ半分
砂糖 小さじ2杯
ヨーグルト 大さじ2~3杯
水 150cc(ヨーグルトを多めに入れる場合は減らしてください)

[チキンとトマトのカレーとナンの作り方]

<ナンの作り方>
  1. 材料をボールにあけ、菜箸などでざっくりと混ぜ合わせす。
  2. 基本パンやピザ生地を作る要領と同じです。生地が手に付きにくくなるまで10分ほど体重をかけるように練り上げます。(生地はパン生地などよりやや柔らかめになります)
  3. 練り上がった生地は、ボールに入れて乾燥しないようにラップなどで蓋を死し、倍程度に膨らむまで暖かいところにおいておきます
    (ホームへーカリーをお持ちの方は、ここまでを機械に任せても構いません)
  4. 生地を5~6分割し、麺棒などで薄く伸ばしてください。2mm程度になったら生地を摘みながら引き伸ばすといかにもナンといった形に仕上がります。
  5. 十分に熱したフライパンで生地を焼き上げます(油は引かなくても大丈夫ですは、引く場合にはパンケーキを焼く際のように薄く引いてください)。入れたらすぐに蓋をして、1~2分ほどで裏返し、反対側も焼きます。
    ※ フライパンの温度が低いと生地が膨らみませんので、気をつけてください。
<チキンとトマトのカレーの作り方>
  1. タマネギを微塵切りにし、ショウガとニンニクは摺り下ろしておきます。
  2. 鶏肉をヨーグルトに漬けておきます(腿や胸肉の場合は、適当な大きさに切り分けておきます)。
    ※ 風味付けとして、ヨーグルトにカレー粉などを混ぜておくのも良いでしょう。
  3. スパイスの内、パウダー状になっていない物があれば、乳鉢やミルなどで細かくしてください。
  4. 中程度の大きさの鍋(直径20cm程度)にたっぷり油(150ccぐらい)を注いで火にかけ、タマネギ、ニンニク、ショウガを入れて炒めていきます。タマネギがきつね色に色づくまで10分以上は炒めてください。
  5. タマネギが炒まったら、トマトとスパイスを入れて水気が無くなり、油が浮いてくるようになるまで更にじっくりと炒めていきます。
  6. 鶏肉とヨーグルトを入れ、鶏肉に火が通れば完成です。ヨーグルトが苦手な方は入れなくてもかまいませんが、スパイスの角が取れ、辛みも和らぎ、独特の風味も出るので入れる方をお勧めします。

2009年7月3日金曜日

麻婆茄子のレシピ

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[麻婆茄子の材料](2~3人前)

豚挽肉 200g
茄子 4~6本
長ネギ 1/2本
ショウガ 微塵切りで大さじ1杯程度
ニンニク 1~2個
万能ネギ(無くてもOK) 少々
豆板醤 大さじ1杯以上
ごま油

(合わせ調味料)
味噌(赤だしなどの豆味噌) 大さじ2杯
砂糖 大さじ1.5~2杯
醤油 大さじ半分
オイスターソース(無くてもOK) 小さじ2杯
中華スープ 200cc

[麻婆茄子の作り方]

  1. 茄子を縦半分に切り、更に櫛形に切ります(茄子の大きさによって3~4等分程度。縦に長い茄子の場合には上下に切り分けて下さい)
  2. ショウガ、ニンニク、長ネギを微塵切りにします。
  3. 合わせ調味料を混ぜ合わせ、味をみます。味噌や中華スープによって塩味が異なるので、ここで好みの味に調整してください。煮詰める事を考え、好みより心持ち薄めの味付けにすると良いでしょう。
  4. 中華鍋にたっぷりと油(ごま油では無く、サラダ油など)を注ぎ、茄子を油通しします。茄子の端のあたりがきつね色に色づいたら引き上げ、油を落としておきます。
    ※ カロリーが気になる人は蒸すか、レンジで軽くチンしてから大さじ1杯以上の油で軽く炒め、表面に焼き色を付けてください。
  5. 鍋に大さじ2杯程度の油(先ほどの揚げ油で良いです)を入れて弱火にかけ、豆板醤、ショウガ、ニンニクの微塵切りを香りが立つまで炒めていきます。
  6. 香りが立ってきたら挽肉を入れて炒めます。炒め油が透き通ってくるまで、しっかりと炒めてください(油が濁っているうちは、まだ肉に火が通っていません)。
    ※ 挽肉からも油が出てきますので、カロリーが気になる人は、ここで油を捨ててください。
  7. 肉に火が通ったらネギのみじん切りと合わせ調味料を入れ煮立たせます。煮立ったら揚げた茄子を入れ、3分程度煮込んでください。ここで味を見て、調整してください。
  8. 調整が終わったら、水溶き片栗粉で汁にとろみをつけます。最後にごま油を回しかけ、皿に盛りつけます。あれば万能ネギを上に散らしてください。

[麻婆茄子の付け合わせ]

これと真っ白いご飯があれば何も要らないような気もしますが、キュウリとワカメの三杯酢和えなどを添えるとさっぱりして良いでしょう。

鶏肉団子と春雨の中華風スープのレシピ

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[鶏肉団子と春雨の中華風スープの材料](3~4人前)

鶏の挽肉 100g
豆腐(出来れば木綿) 半丁
干し椎茸 3~4枚
ニンジン 1/3~1/2(好みで)
春雨 お好み量
タケノコの水煮 お好み量
中華スープの素

(以下は無くても構いません)
くわいの缶詰 1/3
干しエビ 大さじ1杯
ウズラの卵(水煮)
キクラゲ

[鶏肉団子と春雨の中華風スープの作り方]

  1. まずは時間のかかる下ごしらえ。
    干し椎茸を水で戻します。急いでいるときはぬるま湯に砂糖を溶かし、そこに入れてください。
    キクラゲも水かぬるま湯に漬けておきます(戻し汁は使いません)
    干しエビを鍋に入れ、水を500ccほど注いでおきます。
    豆腐半丁に重しを乗せ、水を切っておきます。
    (後は1~2時間放置しておきます)
  2. 干しエビの入った鍋を火にかけます。干し椎茸の戻し汁は濾して細かいゴミを除き、鍋に加え、酒大さじ2杯、塩小さじ1杯程度も入れます。干しエビが無かった場合には、ここで中華スープの素を加えておきます。スープの素は物によって塩分濃度に差がありますので、ここでは全体的に控えめの味付けにしておいてください。
  3. 戻した干し椎茸は軸を取って2~3mm幅に、ニンジン、タケノコは短冊に切ります。キクラゲは大きいものなら2~3mm幅の細切りに、小振りなら半分程度に切ります。クワイは1つを2~3個に切り分けておきます。
  4. 鶏の挽肉をボールに入れ、酒大さじ半分、片栗粉大さじ1杯、塩小さじ1/2を加えて良く捏ねます。肉の粒が消えるまで捏ねたら水を切った豆腐を加えて良く混ぜ込みます。全体的に豆腐と肉が混ざったら先ほど切っておいたクワイを加え、軽く混ぜます。
  5. 春雨をぬるま湯に漬け、軽く戻しておきます(後ほどスープに入れるので、柔らかくなれば大丈夫です)
  6. 2の鍋が沸いたら、3で切った野菜とウズラの卵、キクラゲを加え、次に4を団子状にして入れます。団子は手を軽く水か油で濡らしながら作るか、大きめのスプーン2本を使って作ってください(1本で肉を掬い、もう1本で成形します。動画でもないとわかににくいかな…)
  7. 灰汁が出てきたら掬い取ります。灰汁が出なくなったら、戻した春雨を食べやすいように切り、汁に加えてください。
  8. 素材に火が通ったら味を見て、足りないようなら塩や中華スープを加えてください。最後に、あればで良いですがごま油を軽く回しかけると美味しくなります。辛みが欲しい場合には、ラー油を入れても美味しいでしょう。

この料理は具だくさんに作れば主菜になりますので、シンプルな卵とネギだけの炒飯あたりと組み合わせると良いでしょう。