2009年11月12日木曜日

あり合わせの材料で作る中華丼のレシピ

KIF_4564

子供の頃は大嫌いだった中華丼。家の食卓に出ることはなかったけれど、たまに給食で出されると嫌な気分になったものです。しかし、いつの間にかそんなに悪い物でも無いと思い始め、やがては自前で作るようになりました。 要は、炒めた野菜と肉や魚介にスープを入れて軽く煮込み、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけるという基本さえ守れば、体裁が保てる便利な料理です。

[中華丼の材料](3人前)

一応分量を書きますが、材料は好みの分量で構いません。冷蔵庫に余っている物をぶち込んで下さい。

白菜orキャベツ 一人分2~3枚x3
人参(中サイズ) 1/3本
タマネギ 1/2個
長ネギ 1/2本
もやし 1袋
ニンニク 1欠
豚肉(細切れか3枚肉) 100g
かまぼこ 1/2本
ウズラの卵 好みの数量
他に、イカやエビ、ホタテなどの魚介類を入れると良い出汁が出ます。キクラゲあたりも入れると食感が楽しくなります。

<中華スープの材料>
湯orぬるま湯 600cc程度(1人前150~200cc)
中華スープの素or鶏ガラスープの素(物によって塩味が異なるので、好みで加減)
オイスターソース 大さじ1杯
酒 大さじ2杯
砂糖 小さじ1杯
醤油 大さじ1~2杯(塩味ベースにしたい場合は、入れなくて構いません)
最終的に調整するので、スープの味は薄味にしておいて下さい。

[中華丼の作り方]

  1. 肉や野菜の下ごしらえをします。
    ウズラの卵は生の場合、水から鍋で茹でておきます。沸騰したら2、3分ほど弱火でそのまま茹で、後は火を消してそのまま置いておきます。
    白菜は芯と葉で切り分け、芯は拍子切りに、葉は大まかに切っておきます(炒めると縮むので大きめで構いません)
    キャベツの場合は芯の部分は削ぐか切り外して捨て、後は大まかに切っておきます。
    人参は皮を剥いて短冊切りに、タマネギは半分を縦に8頭分程度の櫛切りに、ネギは斜め切りにしておきます。ニンニクは横に1mm幅程度でスライスしておいて下さい。
    肉は食べやすい大きさに切ったら器に取り、塩少々と胡椒を振り、酒大さじ1/2杯とごま油を小さじ2杯程度を回し掛け、軽く混ぜ合わせておいて下さい。
  2. 熱したフライパンに大さじ2杯程度の油を入れ、スライスしたニンニクを入れて香りが出るまで炒めます。香りが立ってきたら豚肉と長ネギを入れ炒めます。豚肉の表面に焼き色が付いてきたら、人参、白菜の芯、タマネギの順に入れて更に炒めます。人参にも焼き目が付いたら白菜の葉(キャベツならここで投入)を入れて炒め続けます。全体の嵩が少し減ったらもやしを入れます(入れない場合はここでスープを投入)。軽く炒めて、全体に油が回ったらスープとウズラの卵(もちろん、殻は剥いておきます)を入れます。沸騰するまで強火にし、後は中火で2~3分煮込んで下さい。煮込みが終わったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。中華丼の場合はある程度濃度があったほうが飯に絡みやすいので、割と多めに入れて下さい。
    十分な好みの濃度になったら、味を見て下さい。足りないようなら少し味を足して下さい。味が決まったら、ごま油を大さじ1杯程度回し掛けて香りを出し、軽く混ぜ合わせたら完成です。
    お皿にもったご飯の上に、好みの量をかけてできあがりです。

白いご飯だけではなく、薄味にしたチャーハンにかければ餡掛けチャーハンになります。焼きそばの麺を多めの油で両面を焼き固め、それにかければ堅焼きそばです。

一皿で肉や野菜をたっぷりと取れます。油の量が多いと気になる人は、テフロン鍋で油を減らして作って下さい(その場合はごま油のみで調理すると良いでしょう)。
食べる際には、好みで酢や辛子、ウスターソースなどを加えて下さい。味が変わるので、最後までおいしくいただけます。

0 件のコメント:

コメントを投稿