2010年3月16日火曜日

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

短時間で出来る料理で、ご飯にとても良く合います。鶏肉を豚肉に変えても美味しいくいただけます。是非、レパートリーにお加え下さい。

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの材料(2~3人前)]

鶏モモ肉 1枚
ナス 3~6本(ナスのサイズに合わせて適量)
ピーマン 4~6個
長ネギ 1/3本
ニンニク 1欠け
ショウガ 絞り汁を小さじ1杯
赤味噌 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
醤油 小さじ1杯
豆板醤 小さじ1杯(無ければ、一味唐辛子を仕上げにお好み量で振りかけて下さい)
片栗粉 大さじ1杯
酒 大さじ2杯(出来れば紹興酒)
ごま油

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの作り方]

  1. 鶏肉を一口大に切り、軽く塩こしょうし、酒大さじ1、片栗粉大さじ1、醤油小さじ1を振り掛け、軽く揉み込んでおきます。
  2. ナス、ピーマンを乱切りに、長ネギ、ニンニク、ショウガは微塵切りにします。
  3. 赤味噌大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1、醤油小さじ1を混ぜ合わせておきます。お好みで味は加減して下さい。赤味噌と砂糖の代わりに甜麺醤を使っても構いません。
  4. 熱したフライパンに多めの油を入れ、鶏肉の表面に焼き色が付くまで炒めます。ここでは完全に火を通さず、肉の色が変わったら取り出しておきます。
  5. 鶏肉を炒めたフライパンにニンニクの微塵切りと豆板醤小さじ1を入れ、低めの温度で炒め、香りが立ってきたらナス、ピーマン、ショウガの微塵切りを入れ、火力を強めて炒めます。油の量が足りないようなら足して下さい。
  6. ナスとピーマンが炒まってきたら、先ほどの鶏肉と微塵切りのネギを加えてさらに炒めます。鶏肉にしっかりと弾力が付き、中まで火が通ったのを確認出来たら併せておいた調味料を一気に入れ、炒め和えます。
  7. 味噌の焼ける香ばしい香りが立ったらごま油を軽く回しかけ、完成です。

2010年2月26日金曜日

キノコとベーコンの和風パスタ

KIF_4860

このパスタは簡単で、時間も茹で時間+数分で済みます。昼食などにササッと作れます。短時間で出来る割には美味しいので、おすすめです。

[キノコとベーコンの和風パスタの材料(一人前)]

スパゲッティ 100g(1.2mm~1.6mm程度の太さ)
ベーコン 1~2枚(お好み量。風味が変わりますがハムでも可)
キノコ お好み量(今回はシメジ半袋と生椎茸2枚ほどを使用)
※ キノコは低カロリーかつ旨味成分たっぷりなので、パスタの量を減らしてキノコを多めにするのも良いでしょう。
鷹の爪 1本(辛味が不要であれば、無くても構いません。食べるときに一味を振るなどで代用も可)
ニンニク 一欠

<調味料>
醤油 大さじ1杯(ベーコンの量や、パスタの茹で汁を加える場合には量を加減してください)
みりん 大さじ1杯(甘みが欲しくない場合には、入れなくても構いません)
日本酒 大さじ1杯
出汁 150cc(顆粒出汁にパスタの茹で汁でも構いませんが、その場合は醤油の量を加減してください)

[キノコとペーコンの和風パスタの作り方]

  1. キノコを食べやすい大きさに切っておきます。シメジやエノキタケならば石づきを切り落とし、手で食べやすい大きさに割き、椎茸は軸を取り、包丁で適当な厚さでスライスしてください。
  2. ベーコンは好みの幅で切けます。ベーコンの旨味と風味だけが欲しい方は、1枚のベーコンを1mm程度の幅でスライスしてください。
  3. ニンニクは微塵切りかスライスに。風味だけ欲しいひとは軽く叩きつぶして加え、パスタを和える前に取り出してください。
  4. 鷹の爪を軽く湯に浸けておき、適度に柔らかくなったら割いて種を取り出しておきます。辛い物が好きな方ならば、割かずに輪切りにし、種もそのままで。
  5. 調味料を合わせておきます。
  6. パスタを茹でます。一人分ならばフライパンで湯を沸かし、塩を大さじ1/2ほど加えてください。
  7. パスタを茹で始めたところで、フライパンに油大さじ1/2程度を入れ、弱火で鷹の爪とニンニクを炒めます。香りが出てきたらベーコンとキノコを加えて炒めます。火が通ったら、鷹の爪を取り出し、併せておいた調味液を加えてください。
  8. 標準ゆで時間のちょっと前にパスタを具材の入ったフライパンに加えます(フライパンの中身は暖めておいてください)。パスタの湯切りをする必要はありません。
  9. パスタと具材やソースを良く和え、ソースが乳化したら完成です(乳化すると、水っぽかった調味液にとろみがつきます)。汁気が足りない場合には、パスタの茹で汁を加えてください。
  10. パスタを皿に盛り、お好みで刻み海苔などを振りかけて完成です。

2009年11月29日日曜日

手作りピザのレシピ

KIF_4617

昔は、ピザは出前や食べに行く物だと思っていました。しかし、作り方を憶えてみると、なんでこれまで高いお金を出して食べていたのだろう?と思ってしまうほど安く、そして簡単に作ることが出来ます。勿論、ピザ生地から作ります。

[ 手作りピザのピザ](20cmサイズを2枚)

< ピザ生地の材料 >
小麦粉 300g(強力粉 200g+薄力粉 100g)
※ 粉の比率はお好みで。強力粉を多くするとグルテンが多くできるのでしっかりとした噛み応えになります。
ドライイースト 小さじ1(3g)
砂糖 大さじ1/2杯
塩 小さじ1杯
オリーブオイル 大さじ1(なければサラダ油。油の量を多くすると、冷凍ピザのようなハードクラストタイプに近くなります。生地を麺棒で薄く延ばすローマ風のピザにする場合は多めにいれると良いでしょう。)
水(冬場はぬるま湯) 150cc

< ピザソースの材料 >
トマト缶 1/2個
オリーブオイル 大さじ2杯
塩 小さじ1杯半(チーズの塩分量を考えつつ、好みの濃さで。)
※ クレイジーソルトのようなハーブやニンニクなどの入ったものを使うとおいしさがアップします。塩単体の場合は、上記のオリーブオイルでニンニクの微塵切りを香りが出る程度まで炒めて加えると良いでしょう。

< ピザのトッピング>
このへんは完全にお好みで構いません。今回は肉類として冷蔵庫にあまっていたベーコンを使い、後はスライスしたタマネギを1/2個、マッシュルーム2個とシンプルにしました。チーズは市販のとろけるチーズと粉チーズを使用。

[ 手作りピザの作り方 ]

  1. まずはピザ生地を作ります。小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩を大きめのボールに入れ、ザックリとかき混ぜたら水を加えていきます。軽くかき混ぜ、水を粉が吸い尽くしたら、捏ね始めます。生地がしっとりするまで、十分に捏ねて下さい。
  2. 捏ねが終了したら発酵をさせます。
    室温が30℃以上の夏場はボールにラップをして、全体が2倍程度になるまで放置。冬場はボールにラップをした後に新聞紙などで包み、炬燵などの中に入れて下さい。
    また、低温発酵という発酵方法があります。捏ね終わった生地をビニール袋に入れて空気を抜き、上の方でしっかりと縛ります。次に生地を生地より少し大きめの器に入れ、そのまま冷蔵庫で8時間以上冷やします。ピザを食べる日の前日に仕込んでおくと良いでしょう。
  3. ピザソースを作ります。トマト缶を開け、1/2量をボールに入れます。トマトは手で構いませんのでつぶしておきます。そこにオリーブオイル、塩を加えて出来上がりです。
    ローマ風のピザの場合は短時間で焼き上がるので、トマト缶では無く、トマトピューレなど、少し煮詰めてあるものを使うと良いでしょう。勿論、市販のピザソースを使っても構いませんが、こちらの方が安く仕上がると思います。
  4. 発酵の終わった生地を等分し、丸く整形します。ラップをして、またしばらく置いて2次発酵させます(急ぎの場合は、この作業は無くても大丈夫です)。
  5. 生地を手で伸ばして行きます。縁の部分となる箇所を1cmほど残すように延ばします。縁の部分には手を付けないで下さい。
    ローマ風のピザの場合には麺棒で薄く延ばします。
  6. オーブンシートに生地を乗せます。次に生地にフォークなどで全体的に穴を開けていきます。生地の火の通りを良くするためです。
  7. ピザ生地にソースを塗り、具材をトッピングします。トッピングが終わったらチーズを満遍なくのせ、仕上げにオリーブオイルをかけます。
  8. オーブンの設定温度を240度にし、8分程度焼いて完成です。ローマ風のピザの場合には、もっと短い時間で焼き上がります。目視で焼き上がりを確認して下さい。
    ピザは出来るだけ高い温度に設定し、短時間で焼き上がるのがおいしく仕上げるこつです。私の場合はオーブンシートを使うので、これの耐熱温度が250度になりますので、それにあわせて240度にして焼いています。天板に乗せてそのまま焼く場合などは、もっと高温に出来ますが、焼いた後の処理が面倒なので悩みどころです。

2000円程度の出前ピザを頼む値段で6枚以上のピザが作れると思います。パンほど発酵作業も厳密でなくて構いませんし、生地を延ばしたり、トッピングしたりする作業は友達や子供と一緒にやると楽しい時間を過ごせると思います。是非、休日の食事やパーティーなどで作ってみて下さい。