2010年6月19日土曜日

夏野菜のパスタ

KIF_5534ジメッとした嫌な季節がやってきました。雨降りでも涼しければ良いのですが、30℃超えの真夏日とセットですからたまりません。ここは旬なものを積極的に取って、英気を養っておきたいところ。そこで、今回は夏野菜を中心にしたパスタを作ってみました。パスタはペンネを使っています。

[夏野菜のパスタの材料(2~3人前)]

パスタ(今回はペンネ) 300g(1人前100g程度で)
トマト缶 1缶(カットされたトマトが入っているものがあればそれを)
ベーコン 2~3枚(具と言うよりは旨味があるので出汁的に)
ニンニク 2~3欠け
茄子 1本
ズッキーニ 1本
ピーマン 2~3個(大きめなら2個程度で、パプリカでも構いません)
マッシュルーム お好み量
唐辛子 1本(これはお好みで)

[夏野菜のパスタの作り方]

  1. まずはトマト缶を鍋にあけ、煮詰めます。缶詰によって水分量が変わりますが、ある程度しっかりした濃度になるまで水分量を減らして下さい(加減はお好みで)。煮詰まったら軽く塩胡椒をし、薄めの味をつけておきます。
  2. 茄子、ズッキーニはヘタと先の分を切り落とし、縦に4分割した後に1.5~2cm程度の長さで切っておきます。
    ピーマンも同様のサイズで切り分けます。
    マッシュルームは大きさによりますが、1/4程度に切り分けます。
    唐辛子は軽く水につけて少し戻し、ヘタを切り取ってから広げるように包丁で縦に切れ目を入れ、種は捨てておきます。
    ニンニクは底の部分を切り落としてから軽く叩きつぶすか、微塵切りにしておきます。
    ベーコンは5mm程度の幅で切りそろえておきます。
  3. パスタを茹でるための湯を沸かします。加える塩の量は飲むにはちょっと辛いと感じる程度。濃いめの塩分濃度にして、パスタにしっかりと塩味をつけます。
  4. パスタを茹でている間に野菜を炒めます。フライパンにオリーブオイルを多めに入れ(大さじ2杯程度)、唐辛子、ニンニク、ベーコンを入れ弱火でじっくりと炒めます。香りが立ってきたら切りそろえた野菜を入れ、中火で野菜が色づくまで炒めていきます。野菜に良い感じに焼き目が付いたら、煮詰めておいたトマト缶を加えます。
  5. 少し固めに茹でたパスタを4に加えます。手早く和えてソースを乳化させて下さい。ソースの塩味が足りないようなら、パスタの茹で汁を加えます。
  6. 出来上がったら皿に移し、お好みで微塵切りにしたパセリや粉チーズを添えて下さい。

2010年4月7日水曜日

我流ローマ風カルボナーラ

生クリーム、チーズ、卵とソースが濃厚なカルボナーラは昔から苦手でした。しかし、本家であるローマのカルボナーラは卵とチーズがベースで、生クリームや牛乳などは入らないというじゃないですか。それならば食べられるかもと試作してみたところ、さっぱりとは言いませんが、食べられないほど濃厚ではありませんでした。作り方も簡単なので、ご紹介を。

[我流ローマ風カルボナーラの材料(一人前)]

パスタ 100~150g
ベーコン 2~3枚
パルメザンチーズ 大さじ2杯
卵 1個
日本酒 100cc(あれば白ワインで)
黒胡椒 適量(粗挽きが合います)

[我流ローマ風カルボナーラの作り方]

  1. 大きめの鍋かフライパンに多めの水とたっぷりの塩(塩辛いと感じる程度)を入れて、火にかけておきます。
  2. お椀などに卵の卵黄を入れ(全卵を利用しても構いませんが、茹で上がったパスタと和える際に温度が高いと、卵が凝固するので気を付けてください)、そこにパルメザンチーズ、黒胡椒を入れ、混ぜ合わせておきます。
  3. テフロンのフライパンに8mm幅程度に切ったベーコンを弱火でじっくりと炒めていきます。
  4. 良い感じにベーコンの油が抜けてきたら日本酒を一気に入れ、半量程度になるまで煮詰めていきます。お酒の量が多いと思うかもしれませんが、程よい酸味と旨味が加わるので、この量で試してみてください。甘みの強い白ワインを入れる場合などは少し減らした方が良いかもしれません。
  5. パスタを茹で、軽く湯切りしたら4の中に入れ、2で作ったソースを加えて和えてください。パスタの余熱でチーズが溶けますので、フライパンには火を付けないでかまいません。
  6. ベーコンとパルメザンチーズ、パスタに付いた塩味で十分な味が付いていると思いますが、足りないようなら最後に塩を足してください。
  7. 皿に盛り、お好みで黒胡椒をかけてお召し上がり下さい。

2010年3月16日火曜日

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

短時間で出来る料理で、ご飯にとても良く合います。鶏肉を豚肉に変えても美味しいくいただけます。是非、レパートリーにお加え下さい。

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの材料(2~3人前)]

鶏モモ肉 1枚
ナス 3~6本(ナスのサイズに合わせて適量)
ピーマン 4~6個
長ネギ 1/3本
ニンニク 1欠け
ショウガ 絞り汁を小さじ1杯
赤味噌 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
醤油 小さじ1杯
豆板醤 小さじ1杯(無ければ、一味唐辛子を仕上げにお好み量で振りかけて下さい)
片栗粉 大さじ1杯
酒 大さじ2杯(出来れば紹興酒)
ごま油

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの作り方]

  1. 鶏肉を一口大に切り、軽く塩こしょうし、酒大さじ1、片栗粉大さじ1、醤油小さじ1を振り掛け、軽く揉み込んでおきます。
  2. ナス、ピーマンを乱切りに、長ネギ、ニンニク、ショウガは微塵切りにします。
  3. 赤味噌大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1、醤油小さじ1を混ぜ合わせておきます。お好みで味は加減して下さい。赤味噌と砂糖の代わりに甜麺醤を使っても構いません。
  4. 熱したフライパンに多めの油を入れ、鶏肉の表面に焼き色が付くまで炒めます。ここでは完全に火を通さず、肉の色が変わったら取り出しておきます。
  5. 鶏肉を炒めたフライパンにニンニクの微塵切りと豆板醤小さじ1を入れ、低めの温度で炒め、香りが立ってきたらナス、ピーマン、ショウガの微塵切りを入れ、火力を強めて炒めます。油の量が足りないようなら足して下さい。
  6. ナスとピーマンが炒まってきたら、先ほどの鶏肉と微塵切りのネギを加えてさらに炒めます。鶏肉にしっかりと弾力が付き、中まで火が通ったのを確認出来たら併せておいた調味料を一気に入れ、炒め和えます。
  7. 味噌の焼ける香ばしい香りが立ったらごま油を軽く回しかけ、完成です。