2010年4月7日水曜日

我流ローマ風カルボナーラ

生クリーム、チーズ、卵とソースが濃厚なカルボナーラは昔から苦手でした。しかし、本家であるローマのカルボナーラは卵とチーズがベースで、生クリームや牛乳などは入らないというじゃないですか。それならば食べられるかもと試作してみたところ、さっぱりとは言いませんが、食べられないほど濃厚ではありませんでした。作り方も簡単なので、ご紹介を。

[我流ローマ風カルボナーラの材料(一人前)]

パスタ 100~150g
ベーコン 2~3枚
パルメザンチーズ 大さじ2杯
卵 1個
日本酒 100cc(あれば白ワインで)
黒胡椒 適量(粗挽きが合います)

[我流ローマ風カルボナーラの作り方]

  1. 大きめの鍋かフライパンに多めの水とたっぷりの塩(塩辛いと感じる程度)を入れて、火にかけておきます。
  2. お椀などに卵の卵黄を入れ(全卵を利用しても構いませんが、茹で上がったパスタと和える際に温度が高いと、卵が凝固するので気を付けてください)、そこにパルメザンチーズ、黒胡椒を入れ、混ぜ合わせておきます。
  3. テフロンのフライパンに8mm幅程度に切ったベーコンを弱火でじっくりと炒めていきます。
  4. 良い感じにベーコンの油が抜けてきたら日本酒を一気に入れ、半量程度になるまで煮詰めていきます。お酒の量が多いと思うかもしれませんが、程よい酸味と旨味が加わるので、この量で試してみてください。甘みの強い白ワインを入れる場合などは少し減らした方が良いかもしれません。
  5. パスタを茹で、軽く湯切りしたら4の中に入れ、2で作ったソースを加えて和えてください。パスタの余熱でチーズが溶けますので、フライパンには火を付けないでかまいません。
  6. ベーコンとパルメザンチーズ、パスタに付いた塩味で十分な味が付いていると思いますが、足りないようなら最後に塩を足してください。
  7. 皿に盛り、お好みで黒胡椒をかけてお召し上がり下さい。

2010年3月16日火曜日

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒め

短時間で出来る料理で、ご飯にとても良く合います。鶏肉を豚肉に変えても美味しいくいただけます。是非、レパートリーにお加え下さい。

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの材料(2~3人前)]

鶏モモ肉 1枚
ナス 3~6本(ナスのサイズに合わせて適量)
ピーマン 4~6個
長ネギ 1/3本
ニンニク 1欠け
ショウガ 絞り汁を小さじ1杯
赤味噌 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
醤油 小さじ1杯
豆板醤 小さじ1杯(無ければ、一味唐辛子を仕上げにお好み量で振りかけて下さい)
片栗粉 大さじ1杯
酒 大さじ2杯(出来れば紹興酒)
ごま油

[鶏肉とナス、ピーマンの辛味噌炒めの作り方]

  1. 鶏肉を一口大に切り、軽く塩こしょうし、酒大さじ1、片栗粉大さじ1、醤油小さじ1を振り掛け、軽く揉み込んでおきます。
  2. ナス、ピーマンを乱切りに、長ネギ、ニンニク、ショウガは微塵切りにします。
  3. 赤味噌大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ1、醤油小さじ1を混ぜ合わせておきます。お好みで味は加減して下さい。赤味噌と砂糖の代わりに甜麺醤を使っても構いません。
  4. 熱したフライパンに多めの油を入れ、鶏肉の表面に焼き色が付くまで炒めます。ここでは完全に火を通さず、肉の色が変わったら取り出しておきます。
  5. 鶏肉を炒めたフライパンにニンニクの微塵切りと豆板醤小さじ1を入れ、低めの温度で炒め、香りが立ってきたらナス、ピーマン、ショウガの微塵切りを入れ、火力を強めて炒めます。油の量が足りないようなら足して下さい。
  6. ナスとピーマンが炒まってきたら、先ほどの鶏肉と微塵切りのネギを加えてさらに炒めます。鶏肉にしっかりと弾力が付き、中まで火が通ったのを確認出来たら併せておいた調味料を一気に入れ、炒め和えます。
  7. 味噌の焼ける香ばしい香りが立ったらごま油を軽く回しかけ、完成です。

2010年2月26日金曜日

キノコとベーコンの和風パスタ

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このパスタは簡単で、時間も茹で時間+数分で済みます。昼食などにササッと作れます。短時間で出来る割には美味しいので、おすすめです。

[キノコとベーコンの和風パスタの材料(一人前)]

スパゲッティ 100g(1.2mm~1.6mm程度の太さ)
ベーコン 1~2枚(お好み量。風味が変わりますがハムでも可)
キノコ お好み量(今回はシメジ半袋と生椎茸2枚ほどを使用)
※ キノコは低カロリーかつ旨味成分たっぷりなので、パスタの量を減らしてキノコを多めにするのも良いでしょう。
鷹の爪 1本(辛味が不要であれば、無くても構いません。食べるときに一味を振るなどで代用も可)
ニンニク 一欠

<調味料>
醤油 大さじ1杯(ベーコンの量や、パスタの茹で汁を加える場合には量を加減してください)
みりん 大さじ1杯(甘みが欲しくない場合には、入れなくても構いません)
日本酒 大さじ1杯
出汁 150cc(顆粒出汁にパスタの茹で汁でも構いませんが、その場合は醤油の量を加減してください)

[キノコとペーコンの和風パスタの作り方]

  1. キノコを食べやすい大きさに切っておきます。シメジやエノキタケならば石づきを切り落とし、手で食べやすい大きさに割き、椎茸は軸を取り、包丁で適当な厚さでスライスしてください。
  2. ベーコンは好みの幅で切けます。ベーコンの旨味と風味だけが欲しい方は、1枚のベーコンを1mm程度の幅でスライスしてください。
  3. ニンニクは微塵切りかスライスに。風味だけ欲しいひとは軽く叩きつぶして加え、パスタを和える前に取り出してください。
  4. 鷹の爪を軽く湯に浸けておき、適度に柔らかくなったら割いて種を取り出しておきます。辛い物が好きな方ならば、割かずに輪切りにし、種もそのままで。
  5. 調味料を合わせておきます。
  6. パスタを茹でます。一人分ならばフライパンで湯を沸かし、塩を大さじ1/2ほど加えてください。
  7. パスタを茹で始めたところで、フライパンに油大さじ1/2程度を入れ、弱火で鷹の爪とニンニクを炒めます。香りが出てきたらベーコンとキノコを加えて炒めます。火が通ったら、鷹の爪を取り出し、併せておいた調味液を加えてください。
  8. 標準ゆで時間のちょっと前にパスタを具材の入ったフライパンに加えます(フライパンの中身は暖めておいてください)。パスタの湯切りをする必要はありません。
  9. パスタと具材やソースを良く和え、ソースが乳化したら完成です(乳化すると、水っぽかった調味液にとろみがつきます)。汁気が足りない場合には、パスタの茹で汁を加えてください。
  10. パスタを皿に盛り、お好みで刻み海苔などを振りかけて完成です。